子育てコラム

子どものわがままは、こんなメッセージ

子どものこんなわがまま、どうしたらいい?

おはようございます!

あいです。

子どもって、自分で歩けるのに「抱っこして」。

ひとりで食べられるのに「食べさせてー」と言ってくること、ありませんか?

ワガママだなぁと思いますよね。

「もう、歩けるでしょ!」

「ひとりで食べられるでしょ」

と、言いたくなります。

でもこんな要求をしてくるのは、なぜでしょう?

子どもが要求をしてくる理由は・・・

それは、子どもが

「わたし(ぼく)のこと、すきでしょ?」と確認したいからなのです。

毎回小さなわがまま・要求を叶えてもらうことを何十回も経験しているうちに、

「こんな願いを叶えてもらえるわたし(ぼく)は、大切な存在なのだ」と、少しずつ自己肯定感の根っこが育っていきます。

児童精神科医の佐々木正美先生は、こんなふうにおっしゃっています。

子どもの要求を可能な限り、そのままストレートに受け入れてあげれば、その後の成長過程で問題も起きませんし、ラクなのです。

自分の願いが満たされないという不足が生じれば生じるほど、子どもは親に対する不信感を募らせていきます。

そして自分に対する自信のなさから、その分だけ屈折した要求をつきつけてくるので、受け入れ方もむずかしくなってくるのです。

大きくなるほど、単純に受け入れられないような要求をする子どもが多くいます。

「○○を買え」など、無理難題を要求して親を困らせるのです。

「子どもの要求を受け入れられていると、どんどんエスカレートして、わがままに育つのではないか」と思っているお母さんやお父さんがいますが、そのようなことは決してありません。

子どもは自分がお母さん、お父さんに受け入れられているとわかると、満足して、あまり無茶な要求はしないものなのです。

「やすらぎ子育てアドバイス」より

たくさんの問題を抱えた子を見てきた児童精神科医の佐々木先生。

大きくなってから「バイクを買え」とか「お小遣いをたくさんくれ」と無理難題を言って、親の愛を確かめられても困ります。笑

もちろん〝しつけ〟が必要な場面もあります。

でもなるべく幼い子どもの可愛い要求には、応えられるようにしていきたいですね。

・・とはいえ、私たち親が〝ガマン〟してばかりでは、笑顔でいられません。

子どもはもちろんですが、自分自身にも優しくしてあげて。

時には、家族や友達、様々なサービスに甘えて、ストレスを溜めすぎないようにすることも、自分自身のためにも、お母さんが大好きな子どものためにもなりますね^^

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