子育てコラム

子どもが自立するための環境

こんにちは。あいです。

子育ての大きなゴールは、〝自立した人に育てること〟にあるという方が多いのではないでしょうか?

今までにないくらい変化が激しい時代、子どもが自分で考え自分の力で生きていく、自立する為には、どう育てていけばよいのかな?と迷うことがあると思います。

そんな私たち親の悩みに、児童精神科医の佐々木正美先生はこう教えてくれています。

本当に不思議なものですが、多くの場合、家庭が十分に安心できる場所だと、子どもは旅立っていくことができます。

一見逆説的ですが、子どもというのはお母さんの愛情に安心すると、お母さんから離れやすくなるのです。

ですから、朝お母さんから離れやすい子どもは、夕方お母さんが迎えに来ると飛んできます。

お母さんに安心すれば、と申し上げましたが、これはお母さんの責任ではありません。

子どもに豊かな安心感を与えるのはご両親の協力によってなのです。

安心感を伝える役割はお母さんですが、それはお父さんの協力のうえでできることです。

本当の意味での仕事の分担だと思うのです。

子どもは、家庭に安心すれば、幼くても思春期であっても青年期であっても成人期であっても旅立っていくことができるのです。

「子育てに迷ったときのお母さんへの言葉」より
児童精神科医 佐々木正美先生

家庭が安心できる場とは、どんなイメージでしょう?

子どもは外の世界、園や学校で精一杯〝ちゃんと〟がんばってきています。

家庭はくつろぐ場所、リラックスする場所なので、外ではきちんとできるお片付けも、〝ちゃんとする〟ことも、家庭ではしないことが多い。

だから「ちゃんとしなさい!」と叱ってしまいますが、よく考えたら家の中でも外でもがんばっていたら、疲れちゃいますよね。

大人だってそうです。

だから家の中でだらだらしていても、「外でがんばっているから、リラックスできているな」と、なるべくポジティブにとらえてあげられたら、家庭が安心できる場になりますね。

(これ、私にも言い聞かせてます。笑)

子どもだけではなく、親のわたし達もリラックスが必要!

家事は優秀な電化製品に頼って、忙しくてイライラしながらの食事の時間になる位なら、時にはデリバリーやレトルトに頼って笑顔の食事の時間にした方が良いかもしれない。

家族みんなが、くつろげる時間を過ごせますように。

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