子育てコラム

イヤイヤ期、おめでとう!【イヤイヤへの工夫】

こんにちは。あいです。

今日は、イヤイヤ期に悩む方へのお話です。

1歳後半くらいから、こんな場面がよく出てくるかもしれません。

ある日の子どもとママの会話

ママ:「お洋服を着よう」

子ども:「いや!」

ママ:「ニンジンさんも食べようよ」

子ども:「やだ!」

ママ:「もう帰るよ」

子ども:「イヤ!まだかえらない!」   

 

イヤイヤ期と呼ばれる子どもと、毎日のようにこんなやりとりをしている方は多いと思います。

まさに今、この瞬間も「イヤー!!」と子に叫ばれ、途方に暮れている方もいらっしゃるかもしれません。

毎日毎日、本当にがんばっていますよね。

お疲れさまです。

私の子も1日中、「やや!」(やだ)しか言わない時期があったなあ。

あまりにも「やや!」しか言わない子にうんざりしたので、時々こんなイタズラをしてました。

「おすわりしようか?」

「やや!」

「パンツ履こうよ」

「やや!」

「アイス食べる?」

「やや!・・・あ!食べる!」

「え?アイスいやなのね?」と、イジワルを言ってみたり。笑

赤ちゃん時代は大人しかったのに、自分でできる事が増えてきた1才後半から2才くらいから、急に「ヤダ!」「イヤ」を言うようになるのはなぜ?

結論から言うと、イヤイヤを言い始めたら、ちゃーんと子どもの心が育っている証拠です。

【子どもの気持ちを翻訳】

では、まだ上手に言葉で自分の気持ちを伝えられない子どもの気持ちを想像して翻訳してみましょう。

公園で遊んでいて楽しくて仕方ないのに、親から「そろそろ帰ろう」と言われる。

子ども:「イヤー!」(帰ろうとしない)

〈子どもの気持ち翻訳〉

「わたし(ぼく)には。まだ帰りたくないと言う気持ちがあるんだ。

ママの一方的な指示には従わないぞ。

わたし(ぼく)の意見も聞いてほしい、尊重してほしいんだ」

子どもの言葉は「イヤー」だけだけど、その表現にはこんなにちゃんとした意見があるのですね。

イヤイヤ期は、こんなふうに大切な〝自我〟が育っている証拠なのですね。

イヤイヤ期おめでとう!

イヤイヤ期おめでとう!

ちゃんと心が順調に育っています。

決してママやパパを、わざと困らせているわけではないんです。

いやいや・・

〝おめでとう〟と言われても、困るんだけど?と思いますよね。

早く帰らないとお夕飯の準備もできないし、お風呂も入らないといけないし、明日も朝早いし。。

困りますよね。

イヤイヤされた時、大人の知恵をいくつか用意しておこう

こんな時、例えば理由を伝えてもダメだったら、大人の知恵を絞って、解決策をいくつか用意しておくと良いかも。

だいたい普通に、「早く帰らないとごはんが作れないから帰ろうね」と正論を言われて、言うことをきいてくれることは稀です。笑

今回、大人としての目的は、〝早く帰ること〟。

【子どものイヤイヤには、大人の知恵と工夫を駆使すべし!】

その方法として、

二択法(どっちにする?)

「最後にブランコを10回こいで帰るか、滑り台を3回滑ったら帰るか、どっちがいい?」

とか、

「最後は、ママの抱っこコースかおんぶコースでーす!どちらにしますか?」

→人は、2択で選択の自由があると、自分の意思で選んだという満足感が得られるから納得すること多し。 

ひたすらお願い法

自分を主語にしてお願いする。

「今日はママ、すごーくお腹が空いちゃった。お願い、帰りたいの!」

普段から、子どもの願いをかなえている親は、子どもがお願いを聞いてくれることが多い♪

擬人化法

シャベルや木の棒が、突然おしゃべりする。笑

「ぼく(シャベル)疲れてきたから、もうおうちにかえりたいなー」

「○○ちゃん(くん)のおうち、どこにあるの?おしえて♪」

最後の手段 ごほうび法

子どもは、いつも「今、ここ」を生きているもの。

少し先のことをイメージするのは難しいので、好きなことや楽しいこと、わくわくすることを少し先にあると思うと行動に移したくなる。

「おうちに帰ったら、大好きなゼリーがあるよ!」など、子どもの好きなことで気持ちを「帰る」方に向けていきます。

もしかしたら、「ちゃんと子どもにしつけとして、言い聞かせないといけないんじゃない?」と言う人もいるかもしれません。

ただ毎回毎回、2.3歳児に正論をぶつけて論破して、有無を言わさずに大人に従わせることが正しいとは思いません。

まだこの世に生まれて2.3年の子どもにも、ちゃんとした意志があります。

その意思を尊重しながらも、うまーく大人の知恵と工夫で、親子共にゴキゲンで過ごせるようにしていけたらよいですね^^

こんな話をすると、必ず「うちの子は、あまりイヤと反抗しないのですが、おかしいのでしょうか?」と心配する方がいます。

もちろん、わかりやすく「イヤ」といえばわかりやすいのですが、こだわりが少ない子、大きく表現しない子もいます。

「イヤイヤ!」としなくても、促されても黙ってしまったりその場から動かない、など何かしら小さな抵抗をしているかもしれません。

我が子の「意見」「気持ち」が見えるところが必ずあるので、ぜひ心配せずに観察してみてくださいね。

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