子育ては、確かに楽しいことばかりではなく、面倒くさいこと・大変なことがたくさんありますよね。
でも私は、子育てほど、毎日が驚きと発見に満ち溢れ、面白くてやりがいがあることは無い!と思います。
今まで18年以上延べ2万人の親子さんと出会い、さまざまな親御さんの悩みを聞いてきた私が、こうすれば子育てがぐんとラクになるよ、とお伝えしているコツを3つ紹介します。
1.子どもの基本的な発達段階を知っておく
お母さん達の育児相談を受けていて、意外と多い悩み。
それは、今の発達段階の子どもにはレベルが高いことを要求してしまい、それを子どもができないことに苛立ちを感じて悩んでいる人が多いこと。
例えば、2歳の子に対して、「いつもお友達に優しくしようねと教えているのに、おもちゃを貸せないんです。どうして意地悪しちゃうのでしょうか?優しい子に育ってほしいのに・・。」と悩んでいる方がいました。
お気持ちはよくわかります。
誰だって、心の優しい子に育ってほしいですよね。
ただ心の発達の視点から見てみると、2歳児から見える世界は、「自分の物は自分の物。世界中の物も、自分の物!」という認識です。
ジャイアンか!?って感じだけど。笑
自分の物と、他の誰かの物がちがう、だから「順番」「貸して」「いいよ」というやりとりをするルールがあること。
それは、何となく周りの大人が言うからわかるんだけど、本当の意味で「わかる」と「できる」は違う。
大人の顔色を伺って、大人に叱られるのが嫌で本当は絶対に貸したくないのに自分の気持ちに嘘をついて、「いいよ」と言わせるのが〝しつけ〟ではないと思います。
「遊び終わったら、次は○○ちゃんに貸してあげてくれたら嬉しいなあ」と言って、しばらく見守ってあげる。
そこで気が済んで貸してあげたら「ありがとう」といえばいいし、もし貸してあげられなくても、いつか自分がお友達に貸してもらえた経験を積んでいけば自然と当たり前のように「順番」で貸してあげることができるようになります。
「いつできるようになるかな?」と、子どもの成長を楽しみながら待ちましょう♪

2.心の拠り所になるコミュニティに入る
ストレスを溜めずに子育てをしていくには、モヤモヤした気持ちを安心して話せる人の存在がとても大切です。
家族はもちろん、趣味の手芸サークルでも、習い事のヨガでも、ママ友達でも。
気が合う人たちが集まる場なら、どんな場所でも♪
私は第一子を子育て中、誰も知り合いのいない土地に引っ越すことになり、数ヶ月夫以外、誰とも話せない状況にあった時に、育児ノイローゼになりかけました。
いや、もしかしたらなっていたのかも?
そんな時に出会って、私たち親子を救ってくれたのは、今でも仲良しのママ友親子でした。
お互いに困った時、へこんだ時、嬉しい時に共感し合える関係性ができている場所。
励まし合える場所。
*注意!:ほぼ愚痴や不平不満ばかり言っているような場だと、永遠に愚痴ばかりの人生になってしまうので注意しましょうね。
3.自分の気持ちを言葉にする習慣をつける
自分の中でネガティブな感情が湧き出てくること、誰にでもありますよね。
「なんかもやもやする」
「ムカつく!」
「あー、イライラする!」
こんなネガティブな感情やストレスに支配されず、感情をコントロールして心を落ち着かせる方法があります。
認知行動療法でもよく使われ、科学的にも効果があると言われている「エクスプレッシブライティング(筆記開示)」。
やり方は簡単。
今の自分のありのままの気持ちを紙にひたすら書いていくだけです。
書き出してみると、私は自分の語彙力の無さにまず絶望しましたが、客観的に自分が考えていることが明確になります。
もやもや悩みを書き出していくと、書いただけで結構スッキリしたり、解決策も浮かんだりします。
実際は、20分以上書き出した方が効果があると言われていますが、私は数分でも十分効果を感じています。
誰に見せるわけでも無いので思うがままに書き出して気持ちをスッキリさせましょう!

「自分の機嫌は自分でとる」
いつも機嫌が悪いママよりも、時には怒るけど基本的にいつも機嫌が良いママの方が、子どもの心は晴れていきます
お金も時間もかからずに今すぐできるので、よかったら試してみてくださいね。
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